フリーミッション『知略、』「エピソード1:『シャッフラーズ』」感想

エピソード1:『シャッフラーズ』

バトル:推理の比率が0:10のミッション。
以下ネタバレ注意。
茄子元の使用カード予想は正解率66%という、まあ悪くない結果だったようだ。
最初二試合を除いても50%は超えている。
ただそのほかは散々だな……ミッション決着後に再整理したら矛盾が大量に出てきたし。


『頭狩』が割り当てられたとき、まず思ったのが「どうすんだよこれ……」。
その後ちょっと考えて、「2点以上差をつけたトップは今のうちに下位カードを消費しようと考えるんじゃないか?」と思いつく。
ならばそのタイミングでこちらも使いづらい下位カードを捨ててしまえるのでは……と。
むろんそれで『(単独)敗北者』になっては困るので、『頭狩』を使って(下位カードを出すであろう)トップをさらに引き摺り下ろす。
これが俺の思う『頭狩の有効利用法』であり、第四試合ではまさにそれを狙った。

●第一試合で『4』を出した理由

最初から勝ちを狙いに行く『5』は『狙撃』に狙われやすい。
ならばその一つ下の『4』を出せばおこぼれにあずかれるのでは……?
ついでに『偶勝』が使われた場合にも対処できる。
『逆転』についても誰かが『5』を出していればその人の負けで済む。
とにかく全試合で(むしろルールを提示されたときから)、『数字が大きいほうが勝つ』というルールを根本から覆す『狙撃』『偶勝』『逆転』を特に警戒していた。

●幕間で鷹峰を告発した理由

  1. 茄子元は『狙撃』で確定し、第三試合を終えた時点で使用されたカードも全て分かっている。ならば次に『狙撃』が使われるタイミングも予想しやすいはず。
  2. それより能力がある程度予想できつつも不確定な鷹峰を告発し、確定させたい。成功すれば御の字だが、失敗でもいい。
  3. GMを信じつつもやっぱりもやもやする存在だから。GM的にも不本意な存在だろうし。

●第四試合で『頭狩』を使用した理由

鶴巻、石丸、茄子元は能力を使用せず『5』を出すという前提。
得点トップの鷹峰としては負けても即窮地に陥る状況ではないし、鶴巻の提案を考えれば『逆転』の使いどころでもある。
(能力を使う試合はあらかじめ決められているのだろうなというメタ推理はあったが、一応)
よって鷹峰は『1』〜『3』を出すと予想し、亀村も『頭狩』を使用しつつ『1』を出す。
・鷹峰が能力(『逆転』)を使用しない場合。
 『1』か『2』を出せば鷹峰の単独敗北となり、亀村は『その他』。
 『3』を出せば鷹峰・亀村の複数敗北となる。-1点は覚悟していた。
 ただし『下位カード消費』という作戦で『3』を出す可能性は低い。
・鷹峰が能力(『逆転』)を使用する場合。
 この場合、『逆転』→『頭狩』という順序で発動する。(>>46
 つまり『5』となった亀村のカードを鷹峰が上回ることは無い。
つまり亀村が『敗北』する可能性は低いとみた。
……が、結局鷹峰は『4』を出したのでこの読みは大ハズレとなった。
それを(たまたま)救ってくれた石丸に感謝したい。

●『5』を出したと嘘をついた理由

状況認識を混乱させるため。
「亀村は『5』を出していない」というのがバレバレだった場合、『減衰』等で『狙い撃ち』されかねない。
ちなみにこの嘘を信じて推理した場合、

  1. 『5』を出したのは亀村と鶴巻の2人。石丸はそんな提案に乗る気は無かった。2つの『能力』が複合した結果、石丸が浮かび亀村が沈む。
  2. 『5』を出したのは亀村と石丸の2人。嘘の提案をした鶴巻はまんまと『5』を温存した。2つの『能力』が複合した結果、鶴巻が浮かび亀村が沈む。
  3. 『5』を出したのは亀村と鶴巻と石丸の3人。『能力』によって亀村が沈む。

これら全ての可能性が存在した(はず)。