スタンド語り その7


射程内のものの『色を変える』。
赤でも青でも銀でも透明でも、どんな色にでも君の意思一つで変えることができ、その数に制限は無い。
……というのが『レインボー・エクスプレス』の能力だ。
注意すべき点としては……そうだな。
変化は『君から見た場合』だけであり、周囲にとっては色の変化など皆無だ。

『レインボー・エクスプレス』
パワー:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

目印つけたり透明にしたりとかそんなんですが、まあいろんな意味で無理ゲーな能力。


何が君にそこまでの覚悟をさせたのか知らないが……生きていたようだ。
君の『才能』は、『ムーンライト・アトラクション』。
自身を『光に乗せる』能力だ。
光に乗れば、スタンドの照らされた『部分』は光の進行方向に向けて飛ぶ。
それも……『光速』で。
『宇宙最速』を回避するなど不可能だろう。
鏡などで光の進行方向が変わればスタンドの進行方向も変わる。
ただし自動で戻ってきたりすることは無いため、あとで『回収』しなければならない。
『回収』は、触れるだけで瞬時に戻るようだ。

『ムーンライト・アトラクション』
パワー:C スピード:C 射程距離:C
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B

スC→E。
あとは特に変更点無いかな……。
しかし光スタで反射云々書くのもマンネリ感あるよね。
必要だけど。


君の才能の名前は『スペースメン』。
能力の説明をする前にこいつの特徴を教えておくぞ。
発現時の『スペースメン』の体重は本体と同じだ。
ただし『体重』に衣服や持ち物の重さは含まれないらしい。
また、『スペースメン』と本体の右手同士は『鎖』によってつながれている。
長さは最長5m……それ以下ならば調整可能のようだ。
そして特徴はもう一つ。
『スペースメン』の受ける重力は『逆転』している。
つまり、地面ではなく『天井』に立つ……天井があればの話だが。

肝心の能力は、本体と『スペースメン』の間で『体重』をやり取りすることだ。
『スペースメン』の体重のほとんどを本体に与えれば、『スペースメン』を『振り回す』こともできる。
本体から1kgを『スペースメン』に与えれば、『重さのバランス』が崩れ、空へ落下することになるだろう。
それを利用して『飛行』することは可能だが、上下移動は楽でも前後左右への移動は難しそうだな。

『スペースメン』
パワー:C スピード:C 射程距離:5m
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

結構好きだが……振り回したりするのは『スタンドで本体を殴って吹っ飛ばす』的なタブーに触れるか?
「『そういう能力』だからあり」と言ってしまうこともできるが。


どうやら『才能』が目覚めたようだな。
『アーバン・ナイツ』は触れた『本』を『宝石』に変える。
本に一度でも触れれば射程内に存在する限り宝石化及び解除は自由だ。
どうやら『破り取ったページ』や『栞用のヒモ』なども『本の一部』として宝石化できるらしい。

『アーバン・ナイツ』
パワー:B スピード:C 射程距離:D
持続力:D 精密動作性:E 成長性:B

元ネタがわからないと意味不明であり、そして俺は元ネタを忘れた。


射抜いてみたところ、君は触れた『リズム』を『加速』させる能力を身に付けたようだ。
『加速』の限界は『二倍速』のようだが、そこから『一倍速』までの間なら自由に速さを調節できる。
『二倍速』という『限界』をこのスタンドは超えられない……しかし、リズムを奏でるもの自身がもつ『限界』は突破できる。
たとえば『走る足』。
『全速力』で走っている最中でも強引に『加速』させることが可能だ。
その後で足がどうなるかは……俺の知ったことでは無いが。
スタンドの名は、『グラインド・オーケストラ』。

『グラインド・オーケストラ』
パワー:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

リズムってのが微妙に扱い難しそう。
使いこなしがいがありそうでもある。


君は才能、『デュエル・ジュエル』が目覚めた。
触れた穴や枠に『シャボン膜』を張ることができる。
四方が囲まれていれば基本的にどんなものにでも張れるが、サイズは最大で1mまでだ。
『シャボン膜』に風を当てるなどすれば当然『シャボン玉』が生み出される。
その『シャボン玉』を、『球』状、あるいは『円』状のものに変化させる……それこそが『デュエル・ジュエル』の能力。
変化後の物体のサイズは『シャボン玉』次第。
つまりピンポン玉サイズのサッカーボールや、直径1mの指輪になることもありえるということだ。

『デュエル・ジュエル』
パワー:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:A 成長性:B

太陽なんかに変化させたら自分もヤバイよねと思うんですが。
GMがどんな判定下してたのかは知りません。


ヴィジョンは『蛇』だな。
ヒモと『一体化』することで能力を発動できるらしい。
ヒモに触れているものを『真ん中からの対称点』へ移動させる……それが『オープン・ロード』の能力。
そのスピードは一瞬、つまり『瞬間移動』ということだ。
移動させる対象は自由に選ぶことができ、その数に制限はない。

『オープン・ロード』
パワー:D スピード:D 射程距離:C
持続力:B 精密動作性:D 成長性:C

説明文が悪い気がする。
真ん中ってのはヒモの真ん中。
先端に触れてればもう一方の先端へ移動する、ということ。


スタンドが一度触れたものは、射程内にある限り『触れることなく触れる』ことができる。
『触れる』対象の数に制限はなく、まるで『サイコキネシス』のように離れたところにあるものを持ち上げることも可能だ。
ただし、『動作』は必須。
掴むなら掴む動作を、殴るなら殴る動作をする必要がある。
このスタンドの名は、『バッファロー』。

『バッファロー』
パワー:C スピード:A 射程距離:半径2m
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C

クソスタ臭。
しかし下手に能力値下げると何も出来ないダメスタになる。
ミッション敵スタにでも。


君のスタンドは、『イエロー・クラッシュ』。
『機能』を停止している物体に『エネルギー』を供給し続ける『能力』。
『エネルギー』の種類は物体次第……電気の場合もあればガソリンの場合もある。
限界に達しても供給は続けられ、『機能』を作動させて『エネルギー』を消費しなければ物体は壊れてしまうだろう。

『イエロー・クラッシュ』
パワー:A スピード:C 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:E 成長性:C

何か出来そうだけど何が出来るのか分からない。
そんなスタンド。


射抜いてみたところ、目覚めたようだな……名前は『トラブル・ファンク』。
『トラブル・ファンク』のたどった空間から半径2m、その内部で起きたすべての事象を本体は知覚できる。
『トラブル・ファンク』が移動するたびに知覚できる範囲は広がっていくということだな。
ただし、『本体から半径5m』……この空間内の事象は、一切『知覚できない』。
『トラブル・ファンク』がたどった空間でも、本体がいる限り『知覚不能』となる。

『トラブル・ファンク』
パワー:B スピード:B 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

強力なメリットを与える代わりに真逆のデメリットを持たせたわけだが。
能力値はさすがに調子乗りすぎましたすいません……。